調査リポート
結局、商談は「対面」「リモート」どちらが良いのか? 売り手と買い手で異なる意見も(2/3 ページ)
企業の売上を支える営業組織は「好ましい営業手法」について、どう考えているのか。CRM(顧客関係管理)プラットフォームを提供するHubSpot Japan(東京都千代田区)が調査を実施した。
客とのコミュニケーション 業務の何割?
営業担当者が「顧客との商談、電話、メールなどコミュニケーション」「顧客との商談の準備または終了後のフォローアップ」といった、顧客とのやりとりに使っている時間は1日の業務時間のうち54.0%という結果になった。
理想としては1日にあと25分、顧客と接する時間を増やしたいと考えていることが分かった。
営業に関する業務の中で「時間があったらやりたいこと・今よりも時間を割きたい業務」を集計したところ、1位は「顧客との商談」で35.3%に上った。2位は「商談後のフォローアップ」(31.4%)、3位は「営業戦略の振り返り・戦略再検討」(30%)と続き、顧客とのやり取りに関するものが上位となった。
売り手は営業活動の進め方や評価、意思決定においてデータと人間の感覚どちらを重視しているのか。「データを重視する」が44.5%、「人間の感覚を重視する」が55.5%と、ほぼ二分される結果に。一方で、従業員規模が大きくなるほど「データを重視する」を選択する人が多い傾向となった。
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