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ワークマン、職人向けの低価格シリーズ開始 手袋やシューズを1000円以下で提供(1/2 ページ)
ワークマンは、2024年春夏シーズンから職人向けの低価格シリーズ「やる値!」をスタートすると発表した。物価高騰が続く昨今、低価格を武器に売り上げ拡大を図る。
ワークマンは、2024年春夏シーズンから職人向けの低価格シリーズ「やる値!」をスタートすると発表した。職人が毎日使う「作業ズボン」「手袋」などのアイテムを、いつでも同じ低価格で販売することで「安心感」を持ってもらうことが狙いだ。物価高騰が続く昨今、低価格を武器に売り上げ拡大を図る。
同社は「いつでも低価格」「いつでも買える」「何枚でも欲しい」をコンセプトに、特売期間を設けず年間通じて低価格で販売するEDLP(Every Day Low Price)製品を展開している。いつ来店しても同じ低価格で買い物ができる「安心感」や、特売日に来店できない「不公平感」が生まれないよう、40年以上続けている施策だ。
消耗品など18アイテムを用意
「やる値!」シリーズでは、消耗品である作業ズボン、手袋、シューズなど計18アイテムを用意した。作業ズボンは399円から、手袋は99円から、シューズは980円からという低価格帯で販売する。
「加工糸カーゴパンツ」(980円)は、型崩れしにくいカーゴポケット付きの作業ズボンで、30年以上の販売実績があるロングセラー商品だ。カラーは4色、サイズは73〜100センチを用意した。
「ポリエステルヤッケズボン」「ポリエステル裾ゴムヤッケズボン」「ポリエステルヤッケ」(いずれも399円)は、撥水加工を施している。サイズはM〜5Lを用意する。
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