初任給の使い道 「親・家族へのプレゼント」「趣味」を抑えた1位は?:初任給いくらもらった? 約1000人に調査
家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(東京都中央区)が「オカネコ 初任給と給料に関する調査」を実施した。初任給の使い方1位とは。
家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(東京都中央区)が「オカネコ 初任給と給料に関する調査」を実施した。ビジネスパーソンは初任給をどのように使うのか。
初任給の使い道 「親・家族へのプレゼント」「趣味」を抑えた1位は?
初任給の使い道について、最も多い回答は「貯金」となり48.5%と半数近くに迫った。次いで「親・家族へのプレゼント/食事」(41.4%)、「趣味(美容・本・洋服・ゲームなど)」(23.0%)という結果に。その他「生活費に使った」「NISAや株式などの資産運用に使った」といった声が寄せられた。
初任給の金額について、20代で最も多い回答は「20万円以上25万円未満」となり33.3%に上った。30代は「15万円以上20万円未満」(39.2%)、40代は「15万円以上20万円未満」(39.3%)、50代は「15万円未満」(38.0%)、60代以降は「15万円未満」(54.9%)がそれぞれ最多回答となった。貨幣価値の差があり一概に比較はできないものの、20代の初任給が一番高い結果となり、直近では徐々に初任給が上がっていることが分かった。
初任給は何に使うべきだと思うか。1位は「親・家族へのプレゼント/食事」で36.1%。2位は「貯金」(20.2%)、3位は「投資・資産運用」(18.9%)と続いた。回答を選んだ理由については、「家族へご馳走したという行為が自信につながった」「貯金をしなかったから今後悔している」「投資を早く始めるほど知識が身に付き有利」といったコメントが見られた。
来年度(2024年4月以降)の給料について「賃上げ(全社的なベースアップ)が予定されている」とした人は29.3%だった。「予定はない」は32.5%、「分からない」は38.2%だった。
現在の年収に「満足している」とした人は4割ほどにとどまる結果に。「満足していない」人は59.1%に上った。
「満足していない」とした人に「収入を上げるための取り組み」を聞くと「資産運用」が最多回答となり47.0%と半数近くに迫った。次いで「副業/複業」(31.3%)、「転職」(23.1%)と続いた。
調査は3月20〜25日にインターネットで実施。全国の「オカネコ」ユーザー1155人から回答を得た。
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