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ワークマンが「寝具」に参入 「1280円」冷感敷きパッド、開発のヒントはTシャツ
ワークマンが「寝具」カテゴリーに参入する。第一弾商品は、接触持続冷感Tシャツを応用した「冷感敷きパッド」。3月中旬に、一部店舗限定で発売した。
ワークマンが「寝具」カテゴリーに参入する。第一弾商品は、接触持続冷感Tシャツを応用した「冷感敷きパッド」。3月中旬に、一部店舗限定で発売した。寝具分野への進出に至った理由として同社は、近年の猛暑が長期化していること、およびエアコンや扇風機の使用による電気代の高騰が要因であると説明している。
冷感敷きパッドの素材は、ワークマンが販売している「EXTREME ICER持続冷感Tシャツ」を応用した。汗をかくことで冷感が持続するとしている。接触冷感生地と秋冬向けのパイル地というリバーシブル仕様で、1年中の使用を可能にした。
洗濯機で丸洗いでき、防ダニ加工も施している。四隅にゴムが付いているため、マットレスにつけてもズレにくい構造とした。価格はシングルサイズが1280円、セミダブルサイズが1500円で、色はアイスブルーとアイスグレーの2色展開だ。
ワークマンは、特売期間を設けず各商品を年間通じて低価格で販売するEDLP(Every Day Low Price)製品に力を入れている。直近では、働く女性向けたアパレルの「DAYSシリーズ」や、職人向けの低価格シリーズ「やる値!」を展開している。
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