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ローソン、コーヒーなどの「濃さ」選べる仕様に 背景に“客離れ”回避(2/2 ページ)

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なぜ新サービスを導入した?

 ローソンが新サービスを導入した背景には、コーヒーの嗜好性が関係している。「コーヒーはお客さまそれぞれに好みの味や濃さがある飲み物です。『おいしい』と感じる基準も、人によってさまざまです」(同社広報担当者)

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アイスコーヒー(S) 120円(公式Webサイトより引用)

 これまでも同社では、世の中で好まれているコーヒーの傾向や消費者の声を分析。コーヒーとカフェラテ用の豆や配合、焙煎方法などを定期的にリニューアルしてきた。しかし、こうしたリニューアルの結果、それまでの味わいを好んでいた消費者が「好みではなくなった」と感じ、離れてしまうことがあったという。

 濃さを選べるようにすると、同じコーヒーやカフェラテでも味わいの選択肢が増えることになる。消費者が自分好みの味を選べるようにすることで幅広いニーズに対応し、継続的な購入を促す狙いがある。

 今回の新サービス導入に際し、それぞれの「濃さ」をどのように調整するか、社内で検討を重ねたという。特に力を入れたのがカフェラテだ。「カフェラテはコーヒーと牛乳のバランスが大切です。牛乳の味わいを感じながらも『濃さ』『軽さ』を感じてもらえるよう、そしてカフェラテとしておいしく飲めるバランスを研究しました」(同社広報担当者)

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カフェラテ(M) 198円(公式Webサイトより引用)
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アイスカフェラテ(M) 248円(公式Webサイトより引用)

 ローソンのマチカフェの新シリーズは、消費者の心をつかめるか。

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