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ファミマ、未経験単身者のFC経営可能に 労働力不足など受け
ファミリーマート(東京都港区)は5月30日、単身でのフランチャイズ経営を可能とする「ひとり加盟制度」の運用を開始すると発表した。条件を緩和することで、人材の確保につなげるねらいだ。
ファミリーマート(東京都港区)は5月30日、単身でのフランチャイズ経営を可能とする「ひとり加盟制度」の運用を開始すると発表した。コンビニ大手では初の試みだという。
同社の新規フランチャイズ経営はこれまで、同居する夫婦・事実婚・同性パートナーのほか、親子といった三親等以内の親族2人での申し込みを条件としていた。
新制度の導入は、単身世帯の増加や労働人口の減少といった時代の変化を受けてのものだという。条件を緩和することで、人材の確保につなげる狙いだ。
適用条件は、開店時の年齢が18歳以上54歳以下であること。
本部の審査基準を満たすことを条件に、店舗での勤務や店舗経営の経験がなくても、1人での独立開業が可能となる。開店時のフォローをはじめ、スタッフの募集や育成など金銭面でのサポートを用意するという。
宮崎県、鹿児島県、沖縄県には適用されない。
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