2015年7月27日以前の記事
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「すぐに辞めたけど良い会社」ランキング トップ20社の傾向は?退職者が選ぶ(2/5 ページ)

新入社員の退職代行サービスの利用増が話題となっている。超短期での退職が増えることは問題だが、自身にあった会社を「選ぶ」ことは大切なこと。3年未満に退職した人に、その会社を評価してもらったところ……。

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徹底的な理念の浸透による満足度の向上


退職者が選ぶ「すぐに辞めたけど良い会社」ランキング

 1位にランクインしたのは「アマゾン ウェブ サービス ジャパン」で、早期退職者からの総合評価が4.23と非常に高い結果となりました。クチコミからは、社員の在籍期間に関わらず「OLP(Our Leadership Principles)」というワードが随所に並びました。OLPとは「チームを持つマネージャーであるかどうかにかかわらず、全員がリーダーである」という考えに基づいてつくられた行動指針で、理念が全社に浸透していることがうかがえました。

 OLPに沿って採用も行われているようで、こうした理念浸透の徹底が入社後のミスマッチを減らし、社員の相互尊重を高めていることが見受けられました。


「すぐに辞めたけど良い会社」ランキングで「アマゾン ウェブ サービス ジャパン」が1位に(提供:ゲッティイメージズ)

 「OLPが重んじられていて、採用においてもカルチャーフィットが重視されている。全員がリーダーであるという考えのもと、自発的な行動が求められ、やりたいことはある程度自由にやらせてくれる文化がある」(技術統括本部、在籍3年未満、男性、アマゾン ウェブ サービス ジャパン)

 「風通しは非常によく、年次に関係なく気軽に話せる環境がある。優しくて協力的な同僚が多く、分からないことがあれば相談にのってくれる。企業文化としてOLPが浸透しており、360度評価のときもOLPに沿った評価が行われる」(クラウドサポートエンジニア、在籍3年未満、男性、アマゾン ウェブ サービス ジャパン)

 「OLPを中心とした意思決定や業務を行う。それに対する評価もOLPを基準とする。また、入社時点でOLPを持った人材を確保しているため、仕事を進める上で根本的な考え方に相違を感じた場面がほとんどなかった」(営業、在籍3年未満、女性、アマゾン ウェブ サービス ジャパン)

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