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本田技研工業と三菱商事、新会社設立 EV普及に向けたサービス提供(2/2 ページ)

本田技研工業と三菱商事は6月13日、新会社「ALTNA(オルタナ)株式会社」を7月に設立すると発表した。EVユーザーのコストを低減する新しいモビリティサービスと、EVバッテリーを長期に活用する新たな電力事業を展開していく。

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「N-VAN e:」は10月10日発売

 バッテリーリース事業で使用するN-VAN e:は、人気のガソリン車「N-VAN」をベースにした軽商用EVである。N-VANのフラットで低い床と高い天井の広い荷室空間、助手席側のセンターピラーをなくした大開口部はそのままにして、EVならではの給電機能や静粛性などを追加した。大容量バッテリーの採用や電動アクスルの小型化、高電圧部品の集中配置による部品専有スペースの最小化などで、商用車に必要な実用航続距離と大容量の荷室空間を両立している。

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N-VAN e:

 配送業務にも対応する一充電走行距離としてWLTCモードで245キロを達成。充電時間は普通充電(6.0kW出力)で約4.5時間、急速充電(50kW)で約30分だ。搭載したバッテリー冷却・加温システムが、高温や低温によるバッテリーの性能低下を抑制。特に、冬季における充電時間の短縮と航続距離の向上に寄与するという。

 モデルは4種類で、スタンダードタイプの「e: L4:」、趣味やレジャーシーンにもなじむスタイリングを採用した「e: FUN:」、商用に特化しシートは運転席の1席のみの「e: G:」、乗り降りや荷物の出し入れがしやすい仕様の「e: L2:」を用意した。メーカー小売希望価格は、269万9400〜291万9400円。

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