インタビュー
ドンキの「ド風量」シリーズが登場 累計2億円以上も売れた“ひんやりグッズ”、今年はどうなった?:6種7商品をシリーズ化(2/3 ページ)
ドン・キホーテは、大風量が特徴の夏物家電「猛暑フッ飛ぶ ド風量シリーズ」を発売した。昨年も2億円を売り上げるなど好調だったが、今年は6種7商品にラインアップを拡充し、さらなる売り上げ拡大を見込む。
昨年人気だった商品もリニューアル
「リビング扇風機」(7678円)は、今回からシリーズに加わった。消費電力が少なく、運転音が静かなDCモーターを搭載したモデルで、風量を5段階に調整できるのが特徴だ。
同社によると「日本用に生産されるリビング扇風機はリミッターを付けているものが多く、風の強さに制限がある」という。そこで、今回の「リビング扇風機」は安全面を担保したうえでリミッターを外し、最大限強い風を出せる設計とした。
「冷風扇」(1万2980円)は、「エアコンの風が苦手な人向け」に開発した。本体に水を入れるタンクがあり、 そこに保冷剤を入れフィルターに吸わせ、フィルターに風を当てることで涼しい風が出るという仕組みだ。昨年モデルと比べて風量を152%、風速を125%それぞれアップさせ、部屋の隅々に冷風を届けることを可能とした。
「羽なし DC ジェットタワーファン」(1万2980円)は、昨年も好評ですぐに完売した。風量を130%アップさせたほか、デザイン性も改善。DCモーターを搭載し、風量調節は12段階まで可能とした。
タワーファンと扇風機の違いは、「扇風機は羽の部分から風を受けるが、タワーファンは風が出る範囲が縦に長い。そのため、広範囲にわたって強い風を受けられる利点がある」(今井さん)という。
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