インタビュー
手を汚さずに使えるでんぷん糊「タピコ」 ありそうでなかった文具の開発秘話:想定以上の人気(5/5 ページ)
でんぷん糊を指にとらず、チューブを持ったまま塗り広げられる「ヤマト糊 タピコ」が登場した。開発したのは1899年に創業した「ヤマト社」。商品の開発背景を取材したところ……。
特定の用途に合わせたものを開発していきたい
そのユーザーは手に持ってヤマト糊を塗り広げたかったことから、チューブのヤマト糊の口にガーゼを当てて固定した状態で使っていたという。
発売から約3カ月しか経っておらず小売店に行き渡って間もないが、今後の展望について村上氏は「幅広いユーザーに使っていただきたいです」と話した。
ヤマト糊としては今後、新しい使い方ができるものだけではなく、特定の用途に合わせたものを開発していきたい考え。老若男女が安全に使えることを大前提に、イノベーション、オリジナリティー、ローコストを軸にしながら時代の変化に対応したものを世に送り出していきたいという。
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