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松屋、関東圏で深夜料金を導入 理由は「深夜営業の原資確保のため」
松屋フーズの運営する牛丼チェーン「松屋」と、とんかつチェーン「松のや」は7月16日から深夜料金を導入した。対象は1都6県の店舗で、午後10時から翌午前5時までに注文された各商品に、深夜料金として7%前後を加算する。
松屋フーズの運営する牛丼チェーン「松屋」と、とんかつチェーン「松のや」は7月16日から深夜料金を導入した。対象は1都6県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県)の店舗(併設店のマイカリー食堂を含む)。午後10時から翌午前5時までに注文された各商品に、深夜料金として7%前後を加算する。
深夜料金の導入理由について、同社は「深夜営業を維持する原資を確保するため」と説明。今後、導入店舗を増やすかどうかについては、導入後の反響や売り上げへの影響、社会情勢などから慎重に判断するとしている。
併せて松屋の一部商品の値上げも実施。対象となるメニューは「牛めし(並盛)」「牛焼肉定食」「焼鮭朝定食」など。同社は値上げの背景について、「原材料価格の高騰や光熱費、人件費などの上昇、および為替変動の影響を受けたため」と説明している。
松屋の看板メニューである「牛めし(並盛)」は400円から430円に、「牛焼肉定食」は790円から840円に、「焼鮭朝定食」は630円から680円に値上げする。その他の商品の詳細については、7月16日午後3時から公式Webサイトで公表している。
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