ニュース
明治、「きのこの山」「たけのこの里」など128品で値上げ・内容量減
明治は7月18日、10月1日以降に販売、出荷するチョコレート菓子などについて、値上げや内容量削減を実施すると発表した。「明治 ミルクチョコレート」「きのこの山」などが対象。原材料価格や物流コストなどの上昇が主な原因としている。
明治は7月18日、10月1日以降に販売・出荷するチョコレート菓子などについて、値上げを実施すると発表した。原材料価格や物流コストなどの上昇が主な原因としている。
対象となるのは合計で128品。10月1日の発売・出荷分から「明治 ミルクチョコレート」「きのこの山」「たけのこの里」など、チョコレート菓子やスナック菓子100品を約6〜31%値上げする。
また、同時に7品で内容量を約13〜29%減らす。「チョコレート効果カカオ72%小袋」が35グラム(7枚)から25グラム(5枚)に、「ベストスリー袋」が135グラムから108グラム(いずれも27枚)となる。また、チーズや常温クリーム類についても、合わせて4種で内容量を減らす。
その他、チーズ、常温クリーム類、レトルトカレーの3品も7〜21%値上げするほか、「明治 エッセル スーパーカップ」「明治 チョコレートアイスパフェ」などのアイスクリーム類19品については、9月2日の出荷分から約5〜10%値上げする。
原材料価格をはじめ、物流コストや包装材価格、エネルギーコストといった諸経費が高止まりしている状況を受けての値上げ。同社はコスト上昇を吸収すべく対策を講じてきたものの、「現状の価格による販売の継続が難しい状況」となったことから、今回の値上げに踏み切ったとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
なぜ、3年で4回も値上げしたココイチが好調なのか 客単価1000円を突破、驚くべき“太客”の存在
カレーチェーンのココイチが好調だ。過去に何度も値上げし、決して「安い」チェーンではないにもかかわらず、なぜ業績が伸びているのか。
27万円の「お菓子の城」が即日完売 明治が“子どもの頃の夢”を商品化したワケ
子どもの頃に憧れた「お菓子の城」を形にできる商品がある。明治が1月16日に発売した「明治 子どものころ夢に見た、お菓子でつくる大きな大きなお城キット」だ。商品化の経緯を、同社グローバルカカオ事業本部カカオマーケティング部の杉山詩織さんに聞いた。
明治「アポロ」は子どもだけのお菓子? 「大人になったら食べなくなる」をどう脱却したのか
明治の人気チョコレート菓子である「アポロ」。1969年の発売から、今年で55周年を迎える。誕生秘話やその後の歩みを、ブランド担当者に聞いた。



