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ローソン、限定の暑さ対策グッズ続々投入 目立つ雑誌コーナーで展開している背景(1/2 ページ)
ローソンが2022年から限定の暑さ対策グッズの販売を強化している。その背景を商品担当者に聞いた。
ローソンが暑さ対策グッズの販売に注力している。2022年、雑誌什器前という目立つ場所でローソン限定のネッククーラーなどを販売したところ、売れ行きが好調だったためラインアップを拡大。2024年は5種類を展開しており、今後も新商品を投入する予定だという。商品の概要や販売に注力している狙いについて、暑さ対策グッズの担当者に聞いた。
限定のネッククーラー
6月10日に発売したのは、ローソン限定の「五角形が首にフィット! 超冷感素材ひんやりネッククーラー(M、Lサイズ)」(ともに2189円)だ。この商品には、熱を吸収することで一定の温度を保つ「PCM素材」を使用している。凍結とジェル状を繰り返し、28度をキープするのが特徴だ。
簡単に凍る点もアピールポイントだ。「冷蔵庫で60分」「冷凍庫で30分」「20度以下の冷水で20分」「20度以下の冷風で60分」のいずれかによってひんやりした状態になり、冷たさは60〜120分持続する。
首にフィットし、ひんやり感をアップさせるために五角形の形状になっている。通勤通学だけでなく、屋外での作業、デスクワーク、アウトドア、ペットの散歩といった広いシーンでの利用を想定している。
担当者は「50代の女性を中心にご購入いただいています。特に気温が高い日に販売数が増える傾向にあることから、熱中症対策のためにもご購入いただいていると分析しています」と説明する。また、電気代がかからない点も支持されている要因のひとつとして考えられるという。
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