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ローソン、限定の暑さ対策グッズ続々投入 目立つ雑誌コーナーで展開している背景(2/2 ページ)
ローソンが2022年から限定の暑さ対策グッズの販売を強化している。その背景を商品担当者に聞いた。
日かげを持ち歩く日傘
7月2日には「どこでも日かげを持ち歩く!99.99%以上遮光で涼しい日傘 SUN DEFENCE」(3289円)を発売した。日焼けを防ぐだけでなく、差しているだけで涼しさを感じられる日傘として訴求している。
涼しさや高級感を出すために表面のカラーはホワイトに仕上げ、男女兼用で使えるデザインとした。裏地はブラックで、空からの光線をカットするだけでなく、傘内部の紫外線も吸収する。また、照り返しによる日焼けを防ぐようにした。
目立つ場所で販促する背景
2022年、ローソンは雑誌什器前という目立つ場所で3種類の暑さ対策グッズを販売した。この施策は好調で、2023年における暑さ対策グッズ(雑誌什器前での販売)の売り上げは2022年比で約2割増という結果に。2024年はネッククーラー、日傘、保冷バッグなど5種類を用意し、さらなる売り上げ増を狙う。
なぜ、こうした販促に取り組んでいるのか。担当者によると、旅行で外出する機会が増えたことや、猛暑の影響により暑さ対策への関心が高まっていることが背景にあるという。ローソン独自の品ぞろえを強化することで、来店動機を高める狙いもある。
猛暑が本格化する中、ローソンはどこまで売り上げを伸ばせるか。
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