インタビュー
やっぱりUFOっているの? 月刊『ムー』が“ムー民”の好奇心をつかんでいるワケ:創刊45周年(1/5 ページ)
1979年創刊のオカルト専門誌『ムー』。旅行ガイドブック『地球の歩き方』とコラボした「異世界の歩き方」は14万部の大ヒットに。創刊45周年を迎え、広い世代に愛される理由を聞いた。
1979年創刊、UFOや古代文明など世界の謎や不思議をテーマにした月刊誌『ムー』(運営:ワン・パブリッシング、東京都港区)。
今年で創刊45周年を迎えたムーは、発行部数こそ落ちているものの、TikTokやYouTubeなどのSNSでは若年層からも支持を集めている。さらに、築き上げたブランド力を武器にアパレルブランドや飲食物、雑誌、自治体などと、さまざまなコラボを実現。
中でも、旅行ガイドブック『地球の歩き方』とコラボし、2022年2月に発売した『地球の歩き方 ムー 異世界(パラレルワールド)の歩き方』は累計発行部数14万部の大ヒットに。2024年3月には第2弾となる『地球の歩き方 ムーJAPAN 〜神秘の国の歩き方〜』が発売され、こちらも好調だという。
長年購読を続ける熱狂的なファンや二世代にわたっての読者もいるというが、どのようにして幅広い世代の心をつかんできたのか。編集長の三上丈晴氏に、ムーのビジネス戦略を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
『地球の歩き方 多摩』が人気! 売れたのは“たまたま”ではない理由
『地球の歩き方』が話題になっている。2020年に『東京』を出したところ大ヒット。今年の3月に『多摩』出したところ、これまた大ヒット。スマホの普及によってガイドブックは苦戦が続いている中で、なぜ人気を集めているのか。編集者に聞いたところ……。
溜池山王の無人本屋「ほんたす」が好発進 オープンして分かったことは?
溜池山王駅にオープンした完全無人本屋「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」が2週間で会員数3000人を突破し、反響を呼んでいる。オープンして、どのようなことが分かったのか。現地を取材した。
