サーキュレーター+照明=「サーキュライト」が人気 ドウシシャ、24年モデルの特徴は?:プロダクトInsights(1/2 ページ)
サーキュレーターと照明器具を融合させた「サーキュライト」シリーズが売れている。生活関連用品を扱うドウシシャが扱っており、2024年モデルの特徴は……。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
サーキュレーターと照明器具を融合させた「サーキュライト」シリーズが売れている。生活関連用品を扱うドウシシャ(大阪市)が扱っており、2024年モデルの商品名は「サーキュライト EZ シリーズ スイング 12畳 音声操作モデル」(希望小売価格3万9800円)。応援購入サービス「Makuake」にて先行販売を行ったところ、目標を大きく上回る499人からの購入があった(目標金額30万円に対し、購入総額は1295万円)。
同シリーズの特徴は、風と光の融合をコンセプトに「サーキュレーター」と「LEDライト」を組み合わせていること。2018年に第一弾が登場。一般的なサーキュレーターは床に置くが、本製品は天井から送風するので床のコードが不要になる。「子どもや高齢者と一緒に暮らしていても安心ということで、反響をいただいた」(同社)という。
その後、リビングや寝室の天井から空気循環を促す「シーリングシリーズ」、熱気や空気がこもりがちな脱衣所などへ風を届ける「人感センサー付きソケットシリーズ」など、さまざまな住環境に合わせラインアップを増やしてきた。
中でも2022年に販売した「EZ シリーズ」は「取付の簡易化」と「オートスイング機能搭載モデル」を展開することで、売り上げを大きく伸ばしたという。
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