“汗のベタつき”を解消! グンゼの「アセドロン」が累計80万枚を突破:プロダクトInsights:
グンゼは、猛暑対策アイテム「アセドロン」シリーズが、発売から約半年で累計出荷枚数80万枚を突破したと発表した。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
グンゼ(大阪市)は、独自の汗解消構造を採用したファッションブランド「アセドロン」が、発売から約半年でシリーズ累計出荷枚数80万枚を突破したと発表した。
“汗”対策にフォーカスした「アセドロン」
アセドロンは、混雑した電車内や節電中の室内で「衣服内にベタつきが残る」「汗で生地がまとわりつく」といった汗による不快感を解決する新ブランド。インナーウェアに加え、足のムレ対策に最適なソックス、睡眠時間をより快適にするパジャマまで、複数のアイテムをラインアップしている。
高い吸湿速乾性を確保するため、吸水力に優れる珪藻土(けいそうど)に着想した多孔質構造を実現。独自技術により、目に見えない無数のすき間が衣服内の湿気を素早く吸い込んで吐き出す構造を実現したという。
生地は吸湿性が高く滑らかなレーヨンとドライ感の強いポリエステルの混紡により、サラッとした触感が持続。糸の芯部のレーヨンに吸放湿性を高める物質を結合させることで、従来より湿気を持続的に吸放湿する。さらに、糸の鞘部には空隙をつくって水の通り道を確保し、汗を素早く効果的に拡散。素早く汗を吸ってベタ付きを残さない、「肌離れ」の良い着心地を実現した。
同社の従来シーズン商品と比較すると、吸水性は約2倍、吸放湿性は約25%向上しているという。
購入者からは「アセドロンというネーミング通り、着ていてすごく涼しさを感じる素材の生地で、汗をかいてもすぐにサラッと乾く。蒸し暑い日でも爽やかに過ごる」(ブラタンクトップ着用者)、「汗をかいてもサラサラでびっくり。今までさまざまなメーカーのものを試してきたが、やっと見つけた」(汗取り付きタンクトップ着用者)、「柔らかくて肌触りが良く快適で、とても良い下着だと思う。次に下着を買うときもこれにしたい」(VネックTシャツ着用者)などのコメントが寄せられている。
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