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セブン、同社史上「最速」9月2日からおせち予約スタート 定番商品を値下げ(2/2 ページ)
セブン‐イレブン・ジャパンは9月2日から、2025年のおせちの予約受付を開始する。各社のおせち商戦が年々早まる中、セブンは何をもって差別化を狙うのか。8月21日に開かれた発表会で、同社デリカテッセン部 シニアマーチャンダイザーの園田康清氏が狙いを語った。
また、昨年も実施した「早割」のキャンペーンを拡大。インターネット経由の予約が年々増加していることや、コンビニ各社のおせち商戦が早期化していることなどを受け、予約開始日を約2週間前倒した。同社のおせち史上「最速」の日程という。
さらに、9月16日〜10月31日までの予約に適用される10%引きのクーポンに加えて、「超早割」として9月2〜15日の予約に適用される20%引きを用意。
恒例の「加賀屋旅館」監修おせちも
高価格帯の商品としては、子どもに人気がある洋食具材も詰め合わせた「和洋折衷 おせち一段重」(1万1880円)、石川県七尾市の老舗旅館・加賀屋旅館に監修を依頼した「加賀屋監修 おせち二段重」(2万3760円)、国産具材のみを使用した「国産おせち三段重 極尽」(3万8880円)を展開する。
園田氏は、16年連続で販売している「加賀屋監修 おせち二段重」について、「特に紹介したい商品」だと強調。購入台数に応じて売上金の一部を能登半島地震の被災地に寄付する「応援商品」に位置付けている。
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