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凍らせて→もみほぐして→熱中症を防ぐ 大正製薬「リポビタンアイススラリー」完売が続く:あの会社のこの商品(1/5 ページ)
大正製薬の「リポビタンアイススラリーSports」がここ数年、売れている。熱中症対策の商品になるが、どういった特徴があるのか。開発の背景などを担当者に聞いた。
残暑厳しい9月。店頭には、依然として「熱中症対策」をうたった商品が並んでいる。
熱中症対策といえば、屋内ではエアコンで涼しくし、屋外ではハンディファンを使うなど、外部からのアプローチが一般的だ。そんな中、大正製薬は屋内外問わず体の内側からアプローチする熱中症対策を提案している。同社は「リポビタンD」でおなじみの「リポビタン」シリーズの一部で、全国清涼飲料連合会が策定した熱中症対策ガイドラインの塩分濃度に準拠した清涼飲料水や栄養補助食品を販売している。
中でも珍しいのが、2021年6月に発売された「リポビタンアイススラリーSports」(以下:アイススラリー、希望小売価格194円)。最大の特徴は、冷凍庫から凍らせたものを出し、常温で15分ほど置いてからもみほぐして飲む点だ。また、運動時に汗で失われやすいナトリウムやカリウム、そしてエネルギー生成に必要なクエン酸などを補給できるようにしている。
フレーバーはハニーレモン風味とりんご風味の2つを用意。暑熱環境下での運動後のコンディション調整だけではなく、仕事時や移動時の熱中症対策アイテムとして販売している。
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