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「まだ食べられる食品」イオンが10月に大規模回収 子ども食堂などに寄付、グループ約2000店舗で
イオンは10月4〜14日の11日間、グループ16社の約2000店舗で、家庭で食べきれない食品を回収する「フードドライブ」を拡大実施する。農林水産省などが推進する「食品ロス削減月間」に合わせての取り組みとしている。
イオンは10月4〜14日の11日間、グループ16社の約2000店舗で、家庭で食べきれない食品を回収してフードバンク団体や子ども食堂などに寄付する「フードドライブ」を拡大実施する。農林水産省などが推進する「食品ロス削減月間」に合わせての取り組みとしている。
同社では2017年からフードドライブを推進しており、現在はグループ企業の全国1100店舗以上で定期的に実施。今回は「イオンリテール」「ダイエー」「いなげや」「まいばすけっと」「ミニストップ」などグループ16社の店舗で、「未開封」「常温保存」「賞味期限が2025年1月1日以降」といった条件に合致する食品を回収する。
主に総合スーパーやスーパーマーケットにおいて実施店舗数を拡大。これにより、家庭での食品ロス削減に向けた取り組みの認知拡大を図る。
今回の施策を契機として、全国での定期実施に向けた基盤づくりを強化したい考えだ。同社は「小売店舗を拠点に実施するフードドライブとして、国内最大規模を目指す」とコメントしている。
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