ニュース
おにぎりの「ぼんご」が認めた「こんが」1日2500個を販売、それでも「なかなか儲からない」理由は?:利益よりも伝えたいこと(1/5 ページ)
「おにぎりブーム」の火付け役と言われる大塚の「おにぎりぼんご」。同店が唯一、ぼんご直伝として出店を認めたのが「おにぎり こんが」だ。羽田空港の店舗では、ぼんごよりも多い1日2000〜2500個を販売する。どのように人気を獲得してきたのか。
「おにぎりブーム」の火付け役と言われる東京・大塚の「おにぎりぼんご」(以下、ぼんご)。ご飯を握らないふっくら食感とご飯の上にまではみ出る具材たっぷりのおにぎりを、できたての温かい状態で提供するスタイルで人気を博してきた(関連記事)。
テレビなどでも紹介されたことから女将の右近由美子氏も広く知られており、その明朗快活なキャラクターで親しまれているようだ。
ぼんごでは「おにぎり屋を開きたい」という熱量のある弟子を受け入れており、店で修行した人がおにぎり専門店を開店することもある。そんな背景から「ぼんご系おにぎり」店が増えているが、中には修行をせず、ぼんごに似せたおにぎりを提供する店もあるとか。
そんな中、2021年11月に蒲田に1号店をオープンした「おにぎり こんが」(以下、こんが)は、ぼんごが唯一出店を認めたおにぎり屋だという。その後、赤坂と羽田空港にも出店し、10月28日には鎌倉店がオープンした。羽田空港では1日2000〜2500個を販売するなど大盛況だ。
こんがを運営するFBIホールディングス社(横浜市)の代表 合田正伸氏に、こんがのビジネス戦略を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
大塚「おにぎり ぼんご」はなぜ人気なのか 休日は6時間待ち
JR大塚駅の北口から徒歩2分、老若男女から熱烈な支持を得る、おにぎり専門店「ぼんご」。平日は2時間以上、土曜や祝日は6時間ほどの待ち時間が発生する。何が人々をここまで魅了するのか。
広がる「おにぎりブーム」 国内Z世代にとどまらず、海外でも人気を博す納得の理由
国内では若年層、そしてグルテンフリーな点から海外でも人気が広がる「おにぎり」。そのけん引役ともいえる、大塚・ぼんごの代表へインタビューするとともに、各社の取り組みをまとめていく。


