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サウナと鉄道が融合した旅「サ鉄」登場、特徴は?
まちづくり事業などを手掛ける「ふろしきや」は、サウナと鉄道を融合させた「サ鉄」をスタートすると発表した。同企画の特徴は?
まちづくり事業などを手掛ける「ふろしきや」(長野県千曲市)は12月3日、サウナと鉄道を融合させた「サ鉄」をスタートすると発表した。同企画は、しなの鉄道(長野県上田市)、サウナを通じて長野県の魅力を発信する浅間サウナラインや信州サウナ同盟と共同で実施する。12月14〜22日の「サ鉄WEEK」に、列車の旅をサウナ体験の一環として楽しめる企画として訴求する。
「サ鉄」は、モビリティを生かした新たな活動や事業づくりを考える社交場「モビリティースナック」事業の中で、参加者のアイデアをもとに生まれた。しなの鉄道沿線のサウナ施設を巡りながら、車窓からの景色を楽しむ企画として提供。列車内での特別アナウンスや駅構内ポスターで沿線のサウナ施設情報を届けるという。
「サウナを通じて長野県の魅力を発信する『浅間サウナライン』や『信州サウナ同盟』のメンバーとともに、しなの鉄道から協力を得て実現に至った」(ふろしきや)という。
しなの鉄道の指定区間(しなの鉄道軽井沢駅〜屋代駅)を2日間自由に乗り降りできるデジタルフリーパスがセットになった「サ鉄しなの鉄道2DAYパス」(オリジナル木製サウナマット付き)は、12月10〜22日に限定20枚で発売する。価格は7000円で、使用可能期間は12月14〜22日とした。
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