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なぜ「シンプルすぎる」真っ白ケーキを強化? 今年のローソンがDIYケーキを提案する理由(2/2 ページ)

ローソンは12月5日、年末年始商戦の発表会を開催した。今年のクリスマスに力を入れる商品が、消費者自身がトッピングを買って飾り付けできる「DIYケーキ」だ。その狙いは?

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定番「ロールケーキ」に5号サイズ

 シンプルショートケーキが好調だったことを受け、同社は「DIYケーキ」を拡充。通常商品の看板メニューに位置付ける「プレミアムロールケーキ」(227円)をベースに、5号サイズ相当の「プレミアムロールケーキ」(2400円)を用意した。こちらは6号サイズのシンプルショートケーキよりも一回り小さいことから、1〜2人用としての需要を見込む。

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2400円のプレミアムロールケーキ
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形は227円のものと同一だ

 同社はこのほか、「プチぜいたく」をテーマにした専門店監修のケーキや「バラエティ」をテーマにした種類の異なる小さなケーキの詰め合わせなどを用意。24日と25日は平日のため、専門店などにケーキを買いに行く余裕がない消費者などもターゲットにし、売り上げ増を図っていく。

 寒さの訪れが遅い影響もあり、消費者のケーキ予約時期が少し後ろにずれ込んでいるという今年のクリスマス。拡充したローソンのDIYケーキは、より幅広い消費者の心をつかめるか。

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227円のロールケーキを載せたアレンジも提案
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アレンジの一例
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「コト消費」商品として訴求する

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