ドンキ、初の「ドンペン」福袋 企画会議に9人の「一般参加者」(1/2 ページ)
ドン・キホーテは12月2日、公式キャラクター「ドンペン」のグッズ4点とギフト券が入った「ドンペンの福袋2025」の予約受付を開始した。企画のきっかけは「ドンペンサミット」というファン参加型のイベントだという。
ドン・キホーテを運営するPPIHは12月2日、公式キャラクター「ドンペン」のグッズ4点とギフト券が入った「ドンペンの福袋2025」の予約受付を開始した。ドンキのキャラクターとしてなじみ深いドンペンだが、福袋を発売するのは今回が初めてだという。担当者に企画の背景を聞いた。
きっかけにファンの声募るイベント
ドンペンの福袋の価格は1万円。ドンキ独自の電子マネー「majica(マジカ)」のギフト券1万円分のほか、フィギュア、ステンレスマグカップ、マウスパッド、エコバッグという4点のドンペングッズを詰め合わせた。
広報担当者によれば、企画のきっかけは「ドンペンサミット」というイベントだ。これは全国から集まったドンペンファンと同社の社員がドンペンについて語り合うというもので、2023年から年1回開催している。
2023年開催の第1回では、まずドンキが公式X(元Twitter)アカウントで「ドンペン生誕祭の新しいグッズのアイデアを募集しています」と投稿。寄せられた反応を見て、同社社員がアイデアの内容と過去の投稿内容などを分析し、企画会議に参加してもらいたいと思う人に直接メッセージを送る、という形で9人の参加者を集めた。
会議ではファンの目線で「欲しい」と思える商品のアイデア出しを実施。「推し活グッズ」「身の回り身に着けグッズ」「ドンコグッズ」の3つのテーマに合致するアイテムを選定し、これまでにアクリルスタンドや折りたたみミラーなどを発売してきた。
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