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赤城乳業の“ギャルアイス”がSNSで話題 「ゥ于ら」誕生の裏に元ギャルの知恵「次の駅まで」に読めるハナシ(3/3 ページ)

赤城乳業が平成ギャルをコンセプトにした商品が話題になっています。商品名は「チョコとベリーがグッド!」。開発を担当したのは20代の女性3人ですが、いずれもギャルではありません。どのようにして商品を開発したのでしょうか?

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SNSで大反響

 ギャルアイスのもうひとつの特徴は、スティックにメッセージが焼印されていること。アイスを食べていくと「これからもズッ友だよ」「とりまプリ撮ろ?」といった言葉が現れますが、企画当初は3種類を考えていたそうです。ただ、社長から「3種類よりも6種類のほうがインパクトがあるのでは?」という指摘を受け、現在の6種類に決まりました。


SNSで話題になったギャルアイス(編集部撮影)

 ギャルアイスの発売日は12月3日。消費者の反響はどうでしょうか。Xの投稿を見ると「あまりにもKPニキな商品で笑いました。赤城乳業から出てる所にも手ェ叩いて笑っちゃったよ」(ユキクズ(nj))といったコメントが寄せられ、これには「いいね」が2.2万もつきました。

(注)KPニキな商品:乾杯にふさわしい商品

 同社の公式サイトで「一部の界隈で喜んでもらえたみたい めっちゃ嬉しい〜〜」(注:絵文字をトル)とポストすると、こちらも「いいね」が1.7万を超えました。商品を紹介した投稿で、これほど「いいね」がつくのは、非常に珍しいケースだそうです。

 ちなみに、赤城乳業の新商品は年間で約100種類も登場しています。競合他社からもたくさんの商品が出ているので、非常に厳しい市場となっています。こうした状況の中で、ギャルアイスが定番商品の仲間入りするのは、かなりの難題といえるでしょう。

 とはいえ、どんどん売れて話題になれば、開発担当者はこう感じるのではないでしょうか。

 とりま、バイブス爆アゲ〜〜(翻訳:とりあえず、テンションが大幅に上昇しています)。

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