日本発スポーツビジネスの“業界標準”を作れるか ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」の挑戦:幹部が自信のワケ(3/5 ページ)
Dリーグを運営するDリーグ社の神田勘太朗COOは「ダンスのビジネス市場は伸びる一方」と、今後の運営に自信を見せる。創設5年目にして、すでに黒字化も視野に入り「将来的には米国、中国、欧州への展開も視野に入れている」と強気だ。Dリーグの展望を聞いた。
NFT、メタバース、アバター 2030年を目指す
デジタルネイティブでもある若いファンに、人気を博しているのがDリーグのNFTだ。選手と一緒に写真撮影ができるほか、香水のNFT(選手が選んだ香水を購入できる)と入場チケットのセット販売が好評だという。
「この事業を担当しているソフトバンクさまもNFTの成功事例をたくさん作りたいのだと思います。日本ではWeb3.0がこれから来るといわれていて、1度落ちこんだ時期もありましたが、2030年ごろに復活するでしょう。その時にはすでにDリーグに磁場ができていることを見越していると思います」
現時点では、多くの企業がNFTを収益化できずに途中で断念している。だが、そんな中でもDリーグは粘り強く事業を続ける方針だ。
「今後、メタバースやアバターが当たり前になるときのために、今のうちから少しずつ準備をしています。現時点では、多くの企業がこのことを理解していないように見受けられます。将来的には、ブロックチェーンというものを意識しないでも、多くの人が“いつの間にか”使っている状態を作りたいと考えています」
神田COOは、ギャランティーなども含め、全てをトークンでやりとりする世界までもが想定しているという。将来的に海外でもDリーグを始めた際、トークンの交換によって取引ができる未来まで考えている。仮想通貨がさらに普及する未来を考えたときに、Dリーグとして、対応できる状態を描いているのだ。
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