インタビュー
ゼンショーの「謎コンビニ」、謎に増えていた 「店内調理」弁当の実力は
群馬県内で展開しているコンビニ「さくらみくら」が、4月から新店舗「戸塚平戸店」(横浜市)をオープンしている。群馬県外への進出は初めて。運営元のゼンショーの狙いは?
群馬県内で展開しているコンビニ「さくらみくら」が、4月から新店舗「戸塚平戸店」(横浜市)をオープンしている。群馬県外への進出は初めて。
さくらみくらは、牛丼チェーン「すき家」などで知られるゼンショーホールディングスが運営するコンビニ。生活必需品や食品のほかに、店内調理で出来立ての弁当を提供することを強みとしている。現在11店舗を展開しており、戸塚平戸店は11店舗目となる。
戸塚平戸店は駐車場とオープンカフェを備えており、店内には電源付きのイートインスペースも確保している。同店舗でも店内調理のホットスナックや弁当を提供しており、利用者は出来立ての温かい商品にありつける。平日日中に現地に向かったところ、店内やイートインスペースには常にお客がいて、活気があった。子ども連れのファミリー層から高齢者まで、客層の年代は幅広い。
神奈川県進出の「勝算」はあるのか。ゼンショーの広報に聞くと、さくらみくらはいまだ「実験段階」であり、さまざまなエリアに出店して顧客の行動特性を見ているという。好調かどうかという質問には回答が得られず、「現在も商品の入れ替えを行い、需要を検証している段階」だという。
神奈川県初進出の戸塚平戸店は、さらなる出店拡大の足掛かりとなるか。
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