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コロッケ1個80円のお肉屋さんは、どうやって生計を立てているのか?(1/3 ページ)

住宅街にある、決して繁盛しているとは見えない小売店はなぜ潰れないのだろうか? 身近な疑問からもうけのカラクリを解説。

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この記事は、菅原由一氏の著書『タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ』(KADOKAWA、2024年)に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。

 新しい事業を考えたいけど商圏が小さい。たくさんつくっても売り上げが伸びそうもない……。そのような悩みを解決する方法の一つは、売り先を変えることです。

 住宅街を歩いていると「どうやって生計を立てているのだろう」と心配になる小売店があります。例えば、1個80円のコロッケを売っている精肉店や、1枚50円の煎餅を売っている製菓店などです。


住宅街を歩いていると「どうやって生計を立てているのだろう」と心配になる小売店がある(写真はイメージ、ゲッティイメージズ、以下同)

 このタイプの店は、決して繁盛しているようには見えず、住宅街にありますので商圏のニーズも知れています。

 しかし、立地条件が悪い中でも日々元気に営業しています。社長が豪邸に住んでいたり、外国車に乗っていたりするくらいもうかっていることもあります。

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