営業事務の「きついところ」1位は? 7割が「きついと感じることがある」と回答
営業事務の経験者の7割が「きついと感じることがある」と回答。具体的にどのような業務が大変だったのか?
営業・秘書・経理・Web業務などを外注できるオンラインアシスタントサービス「Biz Hitsオンラインアシスタント」を提供するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は「営業事務のきついところ」に関する意識調査を発表した。
77.8%が「営業事務をきついと感じることがある」(「よくある」「たまにある」の合計)と回答しており、「あまりない」(8.9%)、「全くない」(13.3%)は少数だった。
営業事務のきついところ、1位は?
営業事務のきついところ1位は「顧客のクレーム対応」(15.0%)だった。以降「業務量が多く内容が多岐にわたる」(12.8%)、「営業担当や顧客とのやり取り」(10.0%)、「緊急案件の多さ」(8.9%)と続いた。
顧客のクレーム対応については「お客さまからのクレームや納期遅延による問い合せが営業ではなく、会社でいつでも電話に出られる営業事務に向きがち」(40代女性)、「電話での対応がメインなのでクレーム対応もあり、お客さまからお叱りを受けるため精神的につらいことがある」(30代女性)と言った意見がみられた。
業務量の多さや内容については「繁忙期の業務量の多さ。営業チームをサポートする役割が中心のため、繁忙期になると資料作成、データ入力、請求書処理、顧客対応など、同時並行で行う業務が増えることがある」(30代女性)、「営業6人のフォローをしているため、同時に重要な仕事を任せられたり納期が重なったりするとかなり大変になる」(30代女性)といったコメントが寄せられた。
営業事務に向いているのはどんな人?
営業事務に向いているのはどんな人か。調査したところ、最も多かった意見は「コミュニケーション能力が高い」(40.0%)で全体の4割を占めた。
2位は「コツコツ取り組める」(11.1%)、3位は「臨機応変な対応ができる」(10.6%)という結果に。営業事務は業務量が多く、また仕事内容は多岐にわたるため、正確かつ柔軟にこなすことが重要と感じている人が多いことが分かる。
調査は、営業事務をしたことがある180人(女性129人、男性51人)を対象にインターネットで実施した。期間は2024年12月5〜19日。
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