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なぜ1年で2万5000台を突破? パン好きに選ばれた高級トースターの秘密(3/3 ページ)

家電メーカーのツインバードが手がける「匠ブランジェトースター」の売れ行きが好調だ。価格は2万5800円。決しては安くはないのに、なぜ人気なのか。

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さらなる販売拡大へ

 匠ブランジェトースターを利用するユーザーからも、「モードを選ぶだけで、これまで体験したことのないおいしい仕上がりになった」 「設定に失敗して焦げる心配とは無縁で、絶品の焼き上がりを味わえる」など、評価する声が寄せられている。

 同製品の価格は2万5800円。一般的なトースターと比べ高価格帯に位置するが、パンの種類に応じた温度制御技術や、世界一のパン職人との共同開発による独自性が、価格以上の価値として支持を集めているようだ。

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新たに「ホワイト」も登場
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利用者からの声に応えた

 2024年11月には、ユーザーからの要望に応える形でホワイトカラーを追加。「インテリアを白でそろえているので、トースターも白がほしい」といった声に応えた新色だ。

 デザイナーが実際に店頭に立ち、利用者の声を直接聞く中で寄せられた要望を形にした。試作段階では100通り以上の「白」を検討するなど、生活空間に自然に溶け込むカラーリングを追求している。


4つのパンに合わせたオートモードを搭載

中と外の温度差を出しやすくした

 同社は今後、SNSを活用した情報発信を強化するとともに、店頭実演も定期的に実施する計画だ。ユーザーが実際に製品の良さを体感できる機会を増やし、さらなる販売拡大を目指す。

 海外展開も視野に入っている。課題は、各国の食文化の違いやパンの消費習慣を理解することだ。現在は、製品の持つ魅力やブランドの信頼感を高め、匠ブランジェトースターならではの感動体験ができるよう開発を進めている。

 「焼きたて」へのこだわりは、さらに深化していきそうだ。

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