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「値段そのまま47%増量」ローソン、過去最多の31品 幹部が語った「値下げ」にはない“絶大”な効果(1/3 ページ)
ローソンは2月3日から「盛りすぎチャレンジ」の第4弾を開始する。原材料価格の高騰も課題となる中、同社はなぜ、値下げではなく「内容量を増やす」施策を続けるのか。
ローソンは2月3日から、価格は据え置きでおにぎり・デザートなどの重量や具材を約47%増量する「盛りすぎチャレンジ」の第4弾を開催する。ラインアップを過去最多の計31品に広げ、話題喚起による来店客の増加を狙う。
計31品を展開
同社はこれまでに「盛りすぎチャレンジ」を2023年2月(全12品)、2024年2月(全19品)、2024年6月(全11品)の計3回開催。消費者の節約志向が高まる中で「お得感」のほか、「ワクワク感」を打ち出してきた。
第4弾で発売するのは、新商品25品を含む31品。2月4日から週替わりで、計3回に分けて発売する。1商品当たりの供給量は、前回と比べて平均して約1.2倍増やしており、人気商品の「盛りすぎ!プレミアムロールケーキ」(227円)は369万食を用意する。
既存の商品を増量する上では、単に量を増やすだけでなく、仕様の再設計や製造ラインの見直しを行った。「盛りすぎ!大きな厚切りハムカツ」(173円)では、重量を増やしても衣が剥がれない調理方法を開発するのに苦心したという。増量によりあたため時間が増える商品については、容器の耐熱性についても見直しを行った。
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