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「値段そのまま47%増量」ローソン、過去最多の31品 幹部が語った「値下げ」にはない“絶大”な効果(2/3 ページ)
ローソンは2月3日から「盛りすぎチャレンジ」の第4弾を開始する。原材料価格の高騰も課題となる中、同社はなぜ、値下げではなく「内容量を増やす」施策を続けるのか。
「お菓子」を拡充、狙いは?
どのようなラインアップを展開するのか。
今回、比率を増やしたカテゴリーが袋入りの菓子だ。「東ハト キャラメルコーン 47%増量 103g」(152円)、「ミニ歌舞伎揚 47%増量 114g」(138円)など、計9商品に増やした。
前回までのラインアップは中食商品が中心で、量の多さから「家族とシェアして食べる」という購入者が多く見られた。そこでローソンでは「普段からシェアして食べるケースが多い大袋入りの菓子であれば、増量商品を支持する人が多いのではないか」と考えたという。
また、店内調理の弁当やサンドイッチなどを販売する「まちかど厨房」から、「盛りすぎ!直火で炙った焼豚弁当」(592円)、「盛りすぎ!海鮮かき揚げ弁当」(592円)を新たに発売する。キャンペーンをきっかけに、「まちかど厨房」ブランドの新規購入者を増やす狙いだ。店内で調理して並べるため、品切れしても再入荷を待たずに補充できる強みもある。
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