コロナ禍で急速に普及したテレワーク。一方で、生産性を上げるには「リアル」が適しているとして、出社を義務化する企業も増えつつある。20代の社会人は「住む場所」や「働き方」について、どのような志向を持つ人が多いのか。学情が調査結果を発表した。
住む場所「都市部希望」が6割
20代の社会人が希望する「住む場所」と「働き方」の組み合わせは、「都市部に住む×出社とテレワークのハイブリッド」が、28.4%と最多に。「都市部に住む×出社」(20.6%)、「地方に住む×出社」(15.8%)が続く結果となった。
「住む場所」別に見ると、「都市部」に住むことを希望する20代が57.0%、「地方」に住むことを希望する20代が35.9%という結果に。
都市部に対しては「仕事の幅が広く、やりたいと思ったことが制限なくできそう」「成長性や収入の面で魅力的な企業が多いと思う」「生活の利便性が高い」「買い物や遊びなど、プライベートの充実を考えると都心に住みたい」といった声が上がった。一方で、「都市部は家賃や生活費が高く、住みづらい」「家族が住んでいる地方で働きたい」といった声も寄せられている。
出社とテレワーク、最多は「ハイブリッド希望」
「働き方」別に見ると、「出社とテレワークのハイブリッド」が41.5%と最多に。「出社」(36.4%)、「テレワーク」(22.0%)が続いた。
「仕事内容に応じて、出社とテレワークを組み合わせたい」「対面のほうがコミュニケーションをとりやすいので、出社をベースに働きたい」「基本的には出社を希望するものの、予定や体調に応じて、テレワークも選択できるとうれしい」といった声が寄せられている。
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