「ゴリラのひとつまみ」軽すぎるフライパンが登場 「重っ」の次は「軽っ」で驚かせる:プロダクトInsights
生活関連用品を製造販売するドウシシャは、軽すぎるフライパン「ゴリラのひとつまみ」を3月22日に発売する。商品の特徴は……。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
生活関連用品を製造販売するドウシシャ(大阪市)は、軽すぎるフライパン「ゴリラのひとつまみ」を3月22日に発売する。従来のフライパンより薄くし、26センチで重さは375グラムを実現した。玉子焼きフライパンをはじめ、6種類のサイズで展開する。
ゴリラのひとつまみは、「まるでゴリラのようなハイパワー気分を味わえる」をコンセプトに開発し、一般的な豆腐一丁(300〜400グラム)と同様の軽さが特徴だ。
本体パッケージには、ゴリラが人差し指と親指だけで持つイラストを表示することで軽さを表現したほか、フライパンの内面にはふっ素コーティングを施し、こびりつきにくく手入れがしやすい仕様とした。
ラインアップは「ゴリラのひとつまみ玉子焼き」(1958円)、「ゴリラのひとつまみフライパン」(1958円〜)を3種、「ゴリラのひとつまみ深型フライパン」(2178円〜)を2種用意した。公式オンラインストアや量販店で販売する。
本製品は、2024年にシリーズ累計50万台以上を販売した「ゴリラのハイパワー」シリーズのスピンオフ企画だ。ふくらはぎケアアイテム「ゴリラのひとつかみ」をはじめとする同シリーズは、“痛気持ちいい”を表現するために、力強いゴリラをパッケージやネーミングに用いることでヒットした。
同企画として、3月上旬に超重量級ジョッキ「ゴリラのひとくち」(3850円)を発売している。高さ約12センチとコンパクトながら、重さは約2キロに仕上げた。
「重っ」の次は「軽っ」という驚きで、ファンを増やす構え。ゴリラシリーズの挑戦はしばらく続きそうだ。
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