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バルミューダの「高級ホットプレート」なぜ人気? 発売1年で4万5000台突破のワケ(1/5 ページ)

バルミューダのホットプレート「BALMUDA The Plate Pro」が好調だ。4万円を超えるのに、なぜ人気なのか。担当者を取材したところ……。

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 家電メーカーのバルミューダ(東京都武蔵野市)が2023年10月に発売したホットプレート「BALMUDA The Plate Pro」(以下ザ・プレート、直販価格4万4550円)の売れ行きが好調だ。4万円台という高価格帯にもかかわらず、発売から1年で4万5000台を販売した。

 人気の背景には、プロの料理人の知見を生かした独自のプレート構造や温度管理技術、そして同社が重視する「体験価値」を生み出すデザイン哲学があるようだ。

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「BALMUDA The Plate Pro」の売れ行きが好調(画像はバルミューダ提供、以下同)

 ザ・プレートは、プロが使う調理器具に付属している機能を家庭用に落とし込んだ「Pro」シリーズの第2弾。同シリーズは、同社初となるシェフの入社をきっかけに、料理人の知見を取り入れた製品開発が可能となり、誕生した。

 第1弾は、2022年に発売したトースター「BALMUDA The Toaster Pro」(同3万8500円)で、レストランの厨房で使われるサラマンダー(食材を上火だけで仕上げる調理器具)機能を搭載し、話題となった。 

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「Pro」シリーズ第1弾の「BALMUDA The Toaster Pro」

 今回は、家庭でおいしく本格的な料理を作るための道具としてホットプレートに着目し、「熱のコントロールを進化させると、料理のレベルも上がる」というプロの知見を取り入れながら、2年半をかけてザ・プレートを開発した。

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バルミューダは商品を通じた「体験価値」を重視する

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