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上場企業で相次ぐ「優待操作」? 投資家の怒り買う「幻の株主優待」の実態(2/5 ページ)
上場企業で、魅力的な株主優待が発表されたものの、一度も実施されることなく廃止となる動きが出ている。
「仕手株」として有名だった
レボリューションは主に不動産関連の事業に携わっており、株式市場でも旧社名の「原弘産」時代から低位株や小型株としてある意味有名な企業であった。2019年に現在の社名に変更して以降、企業イメージの向上に努めてきた。
一方で、業績面では赤字や低水準の営業利益が続くことが多く、株価も2025年の年明け以降は200円台のレンジで推移している。しかし、レボリューションはいわゆる低位株の中でも、短期的な利益を狙って売買される「仕手株」として注目を集める局面もあり、短期的に株価が数倍に膨れることも度々あったような銘柄だ。
レボリューションが株主優待の導入を発表したのは、2024年10月のこと。2000株を保有すれば半年ごとに6万円のQUOカードがもらえるというもので、優待利回りに換算すると年14%もあった。
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