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ローソン、PBを5年ぶりに全面刷新・約20ブランドを統一 「今まで乱立していた」

ローソンは、これまで展開していたPBの95%を刷新し「3つ星ローソン」のブランド名に統一する。その意図は?

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 ローソンは3月27日、これまで展開していたPBの95%を刷新し「3つ星ローソン」のブランド名に統一すると発表した。PB刷新は2020年以来5年ぶり。10月までに1000アイテムの商品を順次新ブランドに切り替えていく。


ローソンは5年ぶりにPBを全面刷新する(編集部撮影、以下同)

 3つ星ローソンは同一ブランドのもと、店内調理ライン(ラインA)とそれ以外(ラインB)で区分けする。ラインBはさらにプレミアム/スタンダードで区分けし、それぞれ品質やタイパ・コスパ志向に応える商品を展開する。パッケージデザインも統一感をもたせ、商品の特徴にあったカラーを配色する。


「店内調理」ライン

 ローソンではこれまで20以上のPBを展開していたが、知名度・愛着度が低いブランドもあったという。こうした指標を定量的に調査し、統一化を図った。なお「からあげクン」など広く親しまれている4ブランドは存続させ、3つ星ローソンの中に位置付ける。


「プレミアム」ライン

 ローソンの友永伸宏氏(理事執行役員 商品本部 統括部長)は現行のPBについて「悪く言えば“乱立”している状態だった。社員の中には自分が作り上げたブランドがなくなることで引き裂かれる思いをした者もいたはず。しかしお客さまにとっての分かりやすさを第一に考え、経営陣も含めて議論し、統一化を図った」と説明した。


タイパ需要に訴求する商品

物価高を背景に高まる、コスパ需要に応える商品も

パッケージデザインには統一感を持たせる

ローソン 理事執行役員 商品本部 統括部長(デイリー担当)友永伸宏氏

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