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Perfumeの“振動”が伝わった NTTが万博で見せた、感覚を共有する通信(1/4 ページ)

大阪・関西万博のNTTパビリオンでは、次世代通信基盤「IOWN」を活用し、空間転送や感情連動建築など、未来のコミュニケーション体験を提供している。特徴は……。

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 大阪・関西万博が夢洲で開幕し、各パビリオンが最新の技術や体験を提供する中、NTTは「PARALLEL TRAVEL ーパラレル トラベルー」というテーマで展開している。メインは、2030年の社会実装を目指す次世代情報通信基盤の「IOWN」(アイオン)だ。

 パビリオンでは、映像や音声だけでなく、空間そのものや離れた場所の感覚を共有する未来型のコミュニケーション体験を提供している。

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「NTTパビリオン」が提供する体験とは?(画像は筆者撮影、以下同)

 NTTパビリオンの展示は、テーマごとに3つのゾーンに分かれており、すべてを体験すると約20分のツアーとなる。

 「Zone1」では、「コミュニケーションの進化と普遍」をテーマに、手紙、電報、電話からインターネットに至るまでの通信手段の変遷を展示し、それらと連動する映像を壁面に設置した巨大LEDスクリーンで流している。

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「Zone1」では通信手段の変遷を展示
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スクリーンで流れる映像

 映像では、通信技術の進化とともに、「誰かとつながりたい」「誰かと理解し合いたい」という普遍的な人間の欲求、そして最新技術を駆使しても、なお満たされない何かがあるという問いを投げかけている。

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