ニュース
Perfumeの“振動”が伝わった NTTが万博で見せた、感覚を共有する通信(2/4 ページ)
大阪・関西万博のNTTパビリオンでは、次世代通信基盤「IOWN」を活用し、空間転送や感情連動建築など、未来のコミュニケーション体験を提供している。特徴は……。
世界で初となる「空間転送コミュニケーション」
メインの「Zone2」では、視覚・聴覚に触覚も加えた「未来のコミュニケーション」体験を提供している。「より相手の存在を感じる」ことを実現し、ビデオ会議などの2D画面越しの交流を超え、「空間そのものをデジタル化して伝送・再現する」新しい通信形態の確立を目指す。
NTTは4月2日、パビリオンと万博記念公園(大阪府吹田市)を結び、3人組ユニット「Perfume」のパフォーマンスを実施。ステージに設置されたカメラやセンサーでパフォーマーの動きを立体的に捉え、床の振動までデータ化した。これらをIOWNネットワークで伝送し、世界初の空間転送に成功した。
来場者は4月2日の「世界初の空間転送」を追体験できる。3Dグラスを通じた立体映像と床から伝わる振動を筆者も体験したが、ライブ会場にいるような臨場感を味わった。パフォーマンスを立体的に捉え、空間全体をデジタル化することで、高い没入感を実現している。
この技術が社会実装されれば、遠隔でありながら実際にその場にいるような体験が可能になり、コミュニケーションのあり方が根本から変わる可能性を示す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「万博ガンダム」の勇姿、夢物語ではない? 最新技術が見せる説得力
大阪・関西万博が開幕した。バンダイナムコHDが手掛ける「ガンダムパビリオン」は、どのような内容なのか。取材したところ……。
万博で話題「月の石」はどうやって持ち帰ったの? 知られざるカバンの正体
大阪・関西万博で展示されている「月の石」。ところで、月面から石をどのようにして持ち帰ったのか。NASAが採用したのは……。
なぜ、この料理を万博で? 各国の“食”に見るブランディング戦略
万博で提供される各国グルメ。その背景にあるブランディング戦略に目を向けてみると、違ったものが見えてくる……。
「やあ、自分は元気ですか?」25年後の自分と対面 万博が描く“予測医療”の未来像
大阪・関西万博では、わずか5分で「健康スコア」が分かる体験型コンテンツが登場している。AIやバイタルデータを活用し、“25年後の自分”に出会うなど、次世代ヘルスケアの可能性を実感できる内容となっている。


