有料ニュースを積極的に読む年代は？ 購読者のリアルな動機：スマートニュース調べ（2/2 ページ）

若年層を中心に有料でのニュース購読が広がっている。「有料ニュース購読に関する意識調査」で分かった。

[小松恋，ITmedia]

有料ニュースを購読する際に重視するポイントは？

　有料ニュースを購読する際に重視するポイントについては、「質の高い記事が読めるか」（45.0％）が最も多く、「どのデバイスでも最適な表示で読めるか」（38.6％）が続いた。20〜30代では「マルチデバイス対応」（41.9％）が首位となり、多様なデバイスで快適に閲覧できる体験を求めている傾向が見られた。

有料ニュースを購読する際に重視するポイントについて

　有料購読者のオンラインニュースの閲読頻度については「毎日1回以上」が76.8％で、ニュースアプリ（73.6％）を主軸に、ニュースサイト（58.8％）、ポータルサイト（51.0％）など、複数チャネルを用途に応じて使い分けている。

　一方、非購読者の閲読頻度は「毎日1回以上」が86.2％と高く、主な情報源としてニュースアプリ（72.6％）を利用している。

オンラインニュースの閲読頻度について

　非購読者が有料購読を検討する上で最も重視するのは、「定期購読の価格」（44.0％）だった。次いで、「質の高い記事が読めるか」（40.4％）、「広告が少なく、快適に記事を読めるか」（37.4％）となった。

　非購読者は持続可能な価格に加え、高品質な記事をストレスなく読めることに重きを置いているようだ。

非購読者が有料購読を検討する上で最も重視するポイントについて

　調査は、スマートフォンで週1回以上オンラインでニュース記事を閲覧している全国の男女18〜69歳のユーザー1000人（有料ニュース購読者500人、非購読者500人）を対象にインターネットで実施した。調査期間は、3月21〜24日。