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"粉末"の「味ぽん」がドンキでバカ売れ、担当者が語る人気の秘密(4/4 ページ)

液体調味料の常識を覆す「粉末味ぽん」が登場した。ドン・キホーテでわずか4日で完売するなど大反響を呼んだわけだが、人気の理由は?

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販売再開。しかし、すでに在庫がない店舗も

 今回の出荷量は2月よりも多くなるよう調整したが、販売再開からわずか1週間で、すでに在庫切れとなっている店舗もあるという。筆者も再開の翌日に、近所のドン・キホーテを2軒回ったが、すでに売り切れていた。

 安定的に供給できる体制をいかに構築できるかが、今後の課題だ。吉岡さんも「生産体制の強化を優先的に進めていきたい」と語る。

 当面は引き続きPPIHグループの店舗で販売するが、今後は販路の拡大も視野に入れている。また、あくまでも個人的な意見との前置きがあったが、吉岡さんは「家庭用だけでなく業務用としての展開も将来的に検討していきたい」と語った。

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すでに在庫がない店舗も

 「無限さっぱりスパイスby味ぽん」は、既存の「味ぽん」ブランドを活用し、新たな市場を開拓した。消費者の「当たり前」に潜むニーズを掘り起こし、戦略的な流通で話題を最大化したことにより、成熟市場でも潜在ニーズを形にできた好例といえる。

 食感を損なうことなく味わいを変える同商品は、調理の幅や食事の楽しさを広げてくれる存在になりそうだ。

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