2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

ランチ代は424円のまま 物価高でも増やせないビジネスパーソンの昼ごはん事情(2/2 ページ)

物価の上昇が続いているが、家計に影響が出ている人はどのくらいいるのだろうか。20〜50代のビジネスパーソンに尋ねた。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

ランチ代は平均424円

 勤務日のランチ代平均については、前年と同じく424円だった。内容別にみると、「持参した弁当」が320円から279円に、「飲食店」が929円から813円に減少した。

 ここ1年で、勤務日に使えるランチ代が「減った」と回答した割合が34.8%となった。この結果について、エデンレッドジャパンは「ランチ代が上昇傾向にあるにもかかわらず、支出が増えていない背景には、家計の悪化により使える金額自体が減っている現状がある」と分析する。

photo
勤務日のランチ代平均/ここ1年のランチ代の変化

 勤務日にランチを「食べないことがある」と答えたのは24.3%だった。欠食頻度については「週2〜3回以上」(52.7%)が半数以上を占めるなど、“ランチ抜き”が一部のビジネスパーソンにとって常態化していることがうかがえた。

photo
勤務日にランチを食べない人が増えている?

 「ランチを食べない」人の仕事への影響について、「やる気・集中力の低下」(45.9%)が最多となり、以下「仕事のペースの低下」(32.9%)、「判断力・思考力の鈍化」(30.8%)が続いた。

photo
ランチ欠食の仕事への影響

 調査は、20〜50代のビジネスパーソン600人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、5月16〜19日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る