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たこ焼きの「失敗あるある」に終止符? 職人級の焼き上がりを目指した新モデルが登場プロダクトInsights(1/2 ページ)

家庭で職人の味を再現できるたこ焼き器が登場した。アピックスインターナショナルの「感動!たこ焼きマイスター」は、高火力と独自構造で“外カリ中トロ”を実現。丸洗い可能で、たこ焼き以外の料理にも対応する。

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プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 家電メーカーのアピックスインターナショナル(大阪市)は、「まるで職人が焼いたようなたこ焼きが作れる」とうたうたこ焼き機「感動!たこ焼きマイスター 」(1万1000円)を6月下旬に発売する。独自設計のヒーター配置と丸く焼きやすい形状にすることで、焼きムラを抑え、「外はカリッ、中はトロッ」とした仕上がりを家庭でも再現できるようにした。

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職人級の焼き上がりを再現できる「感動!たこ焼きマイスター 」が6月下旬に発売(出所:プレスリリース、以下同)

 従来の家庭用電気式たこ焼き器は、火力の弱さやプレートの四隅がうまく焼けないといった課題があるほか、たこ焼きづくりには「返し」の技術や焼き加減などのコツが求められる。

 感動!たこ焼きマイスターは、プレート裏に直接ヒーターを取り付ける一体型構造となっており、プレート全面に熱を伝達することで、焼きムラが出にくい仕様とした。1200ワットの高火力で、均一な焼きを実現する。ダイヤル式コントローラー付きで、細かな火力調節や焼き上げた後は保温も可能とした。

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プレート全体に熱を伝達(左が「感動!たこ焼きマイスター 」)

 ホールは焼きやすさを追求し、従来比150%の深さに設計。生地を8割ほど注ぎ180度回転させるだけで、ホール内で自然に丸く成形できるという。これまで必要とされていた、生地を寄せ集めて丸める作業を不要にした点も特徴だ。

 家庭用たこ焼き器の平均(約38ミリ、同社調べ)より大きい直径約46ミリのたこ焼きを一度に18個焼くことができる。

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ホールは焼きやすさを追求
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一般的な家庭たこ焼き器より大きめサイズに焼き上がる

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