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アルバイト平均時給、初の1300円台 地域差も縮小(2/2 ページ)
マイナビが発表した「2025年5月度 アルバイト平均時給レポート」によると、2025年5月の全国平均時給は1306円と、はじめて1300円台に乗った。
三大都市圏での比較
三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均時給は1338円(前月比6円増、前年同月比64円増)。
職種別では「飲食・フード」が1209円(同3円増、59円増)で5カ月連続の上昇。「警備・清掃・ビル管理」は1208円(同5円増、41円増)で4カ月連続の増加となった。前月比では16職種中9職種が増加、7職種が減少。前年同月比では12職種が増加、4職種が減少している。
企業の転入が進む九州では、平均時給が1214円(同16円増、95円増)となり、九州エリア全県で調査開始以来の最高額を更新。特に、半導体工場が集中する「熊本県」では、平均時給が1216円となり、初めて1200円台に到達した。求人件数も前月比1.10倍となり、九州エリアで最も伸びが大きかった。
今回の調査は、マイナビが運営するアルバイト情報サイト「マイナビバイト」に掲載された求人情報をもとに集計。対象は、2025年5月1日〜31日に掲載されたデータで、給与区分が時給以外、給与が3001円以上、雇用形態がアルバイト・パート以外の情報は除外している。
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