インタビュー
なぜローソンのクレーンゲームが増えているのか 3年で852店舗、なるほどの理由(5/5 ページ)
ローソンの店内クレーンゲームが好調だ。2022年に京都の店舗から始まった取り組みは、3年で852店舗に拡大し、売り上げは目標比150%を達成。観光地や地方での集客効果も高く、ついで買い促進にもつながっている。
クレーンゲームを1000店舗に導入
2025年度中に、クレーンゲームを1000店舗に設置することを目標としている。現在は852店舗(2025年6月末時点)まで拡大しており、目標達成は現実的だ。今後は、店舗数を増やすだけでなく、オリジナル景品の開発などでゲームセンターとの差別化も進める方針だ。
当初は実験的に始めた取り組みだったが、いまでは店舗の新たな収益源として定着した。近年は「コト消費」や「推し活」に代表されるように、買い物以外の体験に価値を感じる人が増えており、クレーンゲームもその流れに乗った形だ。
ローソンでは、7月から千葉県内の一部店舗で車中泊施設「RVパーク」の実証実験も始めた。空きスペースを活用した新たな取り組みは続いており、今後も店舗の役割は広がりそうだ。
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