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会社を辞めたくなる時期は「3年目」「5〜7年目」 その理由は?(1/2 ページ)

新卒入社した1〜12年目の正社員を対象にした調査で、離職意向が高まる時期は「3年目」と「5〜7年目」であることが分かった。その理由は何なのだろうか?

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 人材育成や組織開発を手掛けるリクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)は、新卒で企業に入社した1〜12年目の社員を対象に「組織適応に関する実態調査」を実施した。その結果、離職意向は「3年目」と「5〜7年目」で高まる傾向があることが分かった。


「組織適応に関する実態調査」を実施(出所:ゲッティイメージズ)

今後働く場所や転職について今の感覚に一番近いもの(縦軸の数字が大きいほど離職意向が強い傾向を示す)(出所:プレスリリース、以下同)

 この理由について同社は、3年目は業務の幅が広がるとともに独り立ちが求められ、成長の機会である反面「ついていくのに精いっぱい」と感じやすいと分析。

 一方、5〜7年目は業務に慣れ始める時期であるものの、仕事の広がりを感じにくくなり「同じことの繰り返し」による停滞感から将来の成長がイメージしづらくなるとした。


この1年間で担当した仕事の中で、壁を乗り越えたり、成長のために役立ったと感じる経験(折れ線グラフの数字が大きいほど、経験しており成長につながったと思った傾向を示す)

 上司との関わりの深さについて5段階で回答を得たところ、入社1年目(3.37)と2年目(3.44)は高い水準にあるが、3年目(3.19)には0.25ポイント低下することが分かった。


上司との関わりについて(縦軸の数字が大きいほど上司の関わりが深い傾向を示す)

 仕事の内容や幅を自ら広げようとする行動も、「3年目」と「5〜7年目」で低下する傾向があった。


自主的に仕事の内容や幅を広げようとしているか(縦軸の数字が大きいほど仕事の内容や幅を広げようとしている傾向を示す)

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