上から目線で“ディスってくる”部下 トラブルを起こさないために、上司が伝えるべき言葉とは？（2/6 ページ）

秀才タイプな部下。能力が上であることを鼻にかけ、いつもディスってきます。

[加藤京子，部下からの逆パワハラで“もう無理”と思ったときに読む本]

部下のタイプ

　知的な面がある一方で、とても傲慢です。その能力や自信を盾にして、生意気な振る舞いに出ることがあります。上司よりも専門的な知識やスキルを有し、自分の優位性を示そうとします。「人間関係」よりも「結果」「効率性」を重視する傾向もあるようです。

上司（あなた）の気持ち

　「能力は認めるけど、人間としての成長が足りない」と感じています。部下は、いつも人を見下すような態度をとっている、質問しても、バカにしたような言い方をする、彼に憧れている後輩も多く、影響力は多大です。そして、何しろ弁が立つので、あなたは、勝てる気がしません。

　また、システム関係に疎いと、上司としての権威が失われるような気がします。本来は「マネジメント力」が上司として問われる力なのに、システム構築のスキルを過剰に重視されると、何も言い返せなくなってしまう。後ろめたい気持ちです。