ニュース
ワークマンのリカバリーウェア「MEDIHEAL」が好調、“転売ヤー”対策で大量生産:200万点を見込む(1/2 ページ)
ワークマンは、9月1日に販売開始したリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」と、同日に先行予約販売を開始した断熱ウェア「XShelter」シリーズの販売状況が好調だと発表した。
ワークマン(東京都台東区)は、9月1日に全国で販売を開始したリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」と、同日にワークマンアプリおよびオンラインストアで先行予約を受け付けた断熱ウェア「XShelter」シリーズの販売状況が好調だと発表した。
MEDIHEALは9月1〜7日の販売数が40万点で、2024年実績の約2倍を1週間で達成。10月から販売予定の5アイテムは、すでに5万点を受注しており、販売計画数は昨年同シーズンの約10倍に当たる200万点を見込む。XShelterについては、1週間で3万点の予約を記録している。
ターゲット層を拡大、大量生産で“転売ヤー”対策
ワークマンは2021年から作業客向けにリカバリーウェアを展開し、2025年春夏シーズンまでに累計170万点を販売してきた。これまでは対象を限定していたため大量生産はせず、品薄が続いていた。その結果、転売ヤーが買い占め、顧客が欲しい商品を手に入れられず満足度が下がっていたという。
2025年の秋冬シーズンについては、ターゲット層を従来の作業客に加えて一般客にも拡大。8月31日〜9月2日には「ワークマン45年ぶりの本気」をテーマとした発表会を実施し、販売計画などをアピールした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「廃虚アウトレット」の乱立、なぜ起こる? 絶好調なモールの裏で、二極化が進むワケ
業績を大きく伸ばすアウトレットがある一方で、ほとんど人も来ず、空きテナントだらけのアウトレットが増えている。その原因は何なのか?
「イオンモール」10年後はどうなる? 空き店舗が増える中で、気になる「3つ」の新モール
かつて「街のにぎわいの中心地」ともいわれたイオンモールでも、近年は「安泰」ではない状況になっている。少子化が進む日本で大型ショッピングセンターが生き残る鍵は――。
ファミマ「初サングラス」が大ヒット 3週間で完売した理由
ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」、夏の新作が好調だ。ブランド初展開となる「サングラス」は、発売から1カ月足らずで、ほぼ完売したという。どんな商品なのか。


