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「大谷ホームラン×ぼんご」売上はどうなった? ファミマの“おむすび二刀流”の秘密ササる“数字”のつくり方(4/4 ページ)

大谷翔平選手を起用したファミマのおむすびキャンペーン。ホームラン連動クーポンで売り上げはどうなった? 戦略的に磨かれた“二刀流”の効果を数字で検証する。

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3つのチカラが合わさった

 今回、紹介した「数字」をまとめると、以下の通りである。

  • キャンペーン期間中:売り上げは前年比120%
  • ぼんご監修の商品:3週間で900万個
  • クーポンの使用率:92%(5月28日)
  • キャンペーン終了後:売り上げは前年比110%

第2弾のおむすび「柿安監修 海老マヨネーズ」(258円)

「柿安監修 牛すき」(278円)

 「スター選手の力」「地域ブランド」「設備改善の成果」の3つがうまくかみあって、売り上げにもはっきりとした結果が現れた。おむすびは、ただの定番商品ではなく、さまざまな仕掛けの上で成り立っていることがよく分かる。

 残る課題は1つだけ。大谷選手がホームランを打ちすぎて、クーポン担当がてんてこ舞いにならないか、ということだ。

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