インタビュー
「チームラボ京都」が開業 50以上の没入型アートで、京都の駅前はどう変わる?(4/6 ページ)
京都駅から徒歩7分、住宅街の奥に国内最大級の体験型アート施設「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」が開業した。光や音、香りに包まれ、50以上の日本未発表作品を五感で楽しめる没入型空間だ。
60年契約で描く「文化芸術によるまちづくり」
チームラボ京都は、京都市が進める「京都駅東南部エリア活性化方針」の一環として誕生した。アート施設を軸にまちづくりを推進する取り組みだ。
対象エリアは南区の山王学区。京都駅八条口から徒歩7分と近く、2023年には京都市立芸術大学もこのエリアに移転してきた。そのため、京都市はここを「文化芸術都市・京都」の新しいシンボルゾーンに位置付けている。
観光スポットが少なく、人口減少や高齢化が進んでいたエリアに、チームラボ京都などのアート施設を集める。これによって新しい人の流れをつくり、地域を活性化させる方針だ。
契約期間は60年の長期にわたる。京都市は「地域に愛される新しいランドマークになってほしい」と期待している。
また、京都では観光客が一部に集中するオーバーツーリズムの問題がある。チームラボ京都の開業によって、京都駅東南部エリアにも人が流れ、観光客を分散させる効果が見込まれる。
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